映画『佐藤家の朝食、鈴木家の夕食』 感想

評価3.5

アマプラで視聴。
主人公の男子高校生は、同性ふうふの息子。
偶然にも似た境遇の家族が近所に引っ越してくることから話が始まる。
話のトーンは特段明るいわけでも、暗いわけでもない。

同性ふうふの親の立場、子供の立場ならどんなことを考えますか?

高校の特別授業で社会的な映画を観る時とかに上映しそうな雰囲気。

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—-ネタバレ注意(視聴後に見ることを推奨)—-

最初に家に招いてご飯を食べるシーン

隣の家がゲイカップルって分かったら、うちの家もそうで….となるかと思った。
ならないのはタイミングもあるし良いとは思うんだけど。
ただ、帰った後におかしな家族ね。って言うのは他人事すぎというか違和感があったね。

無意識に自己防衛的な部分や、私達とは違いますみたいな感じがあるんだろうけど、
子供にそれを言うのは、うちもおかしいって言ってるようなもん。

そういうちょっとした発言が、自然と息子に刷り込まれていくような気がする。

隣の家族仲良くて楽しそうだったね。でいいじゃん。と。

所々モヤったり、ん?と思う場面があった。
製作として意図的なものだろうけどね。


圭一おじさん

こっち受けよさそう笑
主人公がバッティングセンターで「聞いていいか分からないけど女の人が好き?」って聞いた瞬間、
おじさんが空振りしたり、
明言はされてないけどゲイっぽい感じはするね。今回そこの広がりはなかったけど。

おじさんが主人公に「実は自分が父親だ」と言う前に、
親が言った方が家族関係の構築のためにも良かったよね。

「おじさんから実は全て聞いたんだ」と息子が言った後、親の開口一番が、
おじさんが言うと思ってなかったうんぬん、
20歳になったら言おうと思ってたうんぬん、
という言い訳から入る辺りが、うーん…て感じだったね。

まぁでも、客観的にはこういうこと冷静に言えるけど、自分がこの親の立場だったらムズいと思う。

実際、慎重になったり色んな事に神経使って大変だろうなと。

主人公役の山崎賢人

王道な恋愛物の主役とかに出てるイメージで、
そういうのほとんど見てなかったから、意外と演技を見たことがなかった。

葛藤を抱えて中身がよく見えない感じ、思春期特有の気だるい感じ、が出ててハマり役だったと思う。

しかも初主演の映画だったらしい。

これ以降、一時期引っ張りダコになっていったのも分かる気がする。

——


小道具的なところでいうと
子持ちししゃもとか、親子丼、オムライス、種無しスイカなどの
意図的な食べ物が頻出するのが少々くどかったかなぁ。

でも、
種無しスイカは造られた人工的なもの。本来存在すべきではない。と言ってた認識から、
皆んなで美味しく食べることになってよかったね。


色々あったけど最終的に日常に舞い戻っていく感じは好き。

おすすめの人
・道徳的な要素がある映画が観たい人
・同性カップルの子育てについて考えたい人
・思春期のアイデンティティの自己受容に触れたい人
・山崎賢人ファン

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